• ページ数：320
• ISBN：978-4-596-71443-5
• 発売日：2024年10月23日
• 定価：本体1400円＋税

追放された訳アリ令嬢がイジワルな皇子殿下に隠れ溺愛されてます!?

冤罪に国外追放……過去の苦しみからアメリアを救うのは――？
貴族専門の取り締まり部隊、帝都保安隊で、貴族の罪を暴くことに日々尽力するアメリア。保安隊のトップは、吸血鬼のような冷たい美貌と義手を持ち、類まれな強さを誇る第六皇子のデュラン。仕事での相性がピッタリな二人は、お互いのことをただの上官と部下としてではなく、互いに淡い思いを募らせ始めて……？そんなアメリアは実は、隣国の公爵令嬢で王子の婚約者だったが、無実の罪を着せられ婚約破棄されていた。さらに、肩に罪人の烙印を押され国外追放されたという壮絶な過去が――。過去を捨て、帝国で生活していたある日、彼女のもとに兄・アランが逮捕されたとの知らせが届く。デュランとともに兄を救うべく向かった母国で、アメリアは過去との決着をつける――。

登場人物CHARACTER

アメリア

サイユ王国の元公爵令嬢。冤罪によって第二王子のブリュノに婚約破棄され、国外追放を命じられた末、ルベル帝国へと逃れてきた。そこでデュランに雇われ、保安隊として生きていくことを決意。常に味方でいてくれるデュランに安心感を覚えている。

デュラン

ルベル帝国の第六皇子で白皙の美貌の持ち主。アメリアの上官で帝都保安隊の保安監を務める。三年前のある事件で左腕を失い、現在は筋電義手を装着。過去に打ち勝とうとする健気なアメリアに想いを募らせている。