＼WEBで話題の作品をお届け！／
ニュース＆特典情報NEWS&INFORMATION
2020.12.23プティルコミックス
整形の”リアル”がわかるインタビューの続編を大公開！【連載第１回】
特別インタビュー
『整形シンデレラ』×整形体験ブログが話題のyuzukaさん
単行本未収録、整形の”リアル”がわかるインタビューの続編を大公開！【連載第１回】
＃１････････････････････････････････････････
『整形は魔法じゃない。』
････････････････････････････････････････････
― 美容整形外科で勤務されていた頃、先輩に「先に見た目を直してから言いなよ」と、かなり辛辣なことを言われていたそうですが、当時、整形しようとは思わなかったのですか？
社割が魅力で当時の美容整形外科に勤めることにしたのですが、患者さんへの施術内容を見て、絶対にやめようと思いました…。前は、整形は、全員がかわいくなれる「魔法」だと思っていたのですが、働き始めて間もなく、「どうなれるかは、土台で決まっている」という現実を突き付けられました。すごく整った素敵な土台があれば、二重にしたり、少し鼻をいじったりするだけでかわいくなれるんです。でも、もともとのパーツや骨の位置によっては、いくら整形手術を重ねても、理想の顔になれないどころか、「整形ブス」になってしまったという印象を受ける方もいらっしゃって…。もちろん、海外に行って骨ごと全部手術する場合は、もっと理想に近づけるんですが、日本の技術で整形をしようとすると、“整える”程度、ということがわかったんです。
― 骨格を変えないと、どうしても理想に近づけない場合があるんですね…。
勤め先は大手のクリニックだったのですが、手術を見ていると、衝撃を受ける程、ずさんと感じることも多々あり、不信感や嫌悪感が芽生えてしまい、手術はやめることにしたんです。でもそのあといろいろあり、やっぱり手術しようと決めてからも、美容整形外科での経験から、「信頼できる先生じゃないと絶対に任せられない」と思って、真剣に探しました。
― yuzukaさんは、海外も含めて先生を探されたのですか？
整形といえば韓国のイメージがありますし、技術的にも日本より優れていると言われているのですが、韓国含め、海外での手術は怖かったので候補から除外しました。
― 海外のどんなところが怖いと思われたのでしょうか？
言葉が通じないという怖さと、手術後、患部に異常が出たら韓国に都度行かなくてはいけないというリスクです。実は、癌などのお腹を切るような手術とは違い、美容整形は手術の方法が業界内であまり共有されていません。共有されてしまうと、自分の医院の特別感が薄れてしまうという考え方が、業界内では一般的なんです。
― 手術名は一緒だけど、手術内容はバラバラということですね。怖いです…。
プロテーゼを鼻に挿入するという手術がありますが、少なくない割合で「炎症」といって、鼻の中が腐ったような状態になることがあります。私が美容整形外科で働いていた時の患者さんに、韓国のクリニックで手術して帰国したら、炎症が起きてしまったが、旅費がなく韓国には行けないのでどうにかしてほしいという方が多くいらっしゃいました。でも、韓国でどのような施術をしたのか分からないので、対処法も正しいのか判断できないという場合や、炎症がだいぶ進んでいる場合、責任が持てないためお断わりするケースもありました。そういう経験もあって、海外での手術はすごく怖かったので、日本のクリニックに絞って探しました。いろいろな先生を調べて、先生の症例を見て、いいと思った先生に会いに行って、実際にお話しして、納得したので今の先生に決めました。
― 先生選びはすごく難しそうですね。何か、いい先生を見極めるポイントなどありますか？
ぜひ、クリニックのサイトなどで、先生やスタッフの経歴を見てもらいたいです。実は、消化器外科や内科で数か月だけ働いたあとすぐ美容外科に移って、早々にクリニックの院長になって、手術経験もないのに、次々手術している先生も多いんです。サイトを見て、今までどういう手術してきた方なのか、どこで働いて、どういう経歴があるのかを確認してほしいです。PRが上手な先生と、施術が上手い先生って、やっぱり、結構違うので。ちゃんと先生の背景を見て決めないと怖いんですよ、本当に。
【連載第２回へ続く】
yuzukaさんのインタビューを収録した『整形シンデレラ（著：四ツ原フリコ）』単行本第1巻は、全国の書店で好評発売中！
＊試し読みはこちら⇒『整形シンデレラ 1巻』
原作電子版の最新巻はコミックシーモアで独占先行配信中です♪
『整形シンデレラ』×整形体験ブログが話題のyuzukaさん
単行本未収録、整形の”リアル”がわかるインタビューの続編を大公開！【連載第１回】
yuzuka（ゆずか）
精神科、美容整形外科での看護師経験や、風俗嬢の経験をもとに、実体験や知識を綴っているTwitterやnoteの記事が話題。身体や心、恋愛の悩みに真剣に向き合う言葉は多くの共感を呼び、書籍化もされている。2018年に自身のメディア「ぴくあぶ」を立ち上げる。>>Twitter >>ぴくあぶ
美容整形外科に勤務していた頃の衝撃的な体験や、美容整形手術後の壮絶な日々、幸せになるための決意など、整形を真剣に考えている方必読の情報を全４回の連載でお届けします。
＃１････････････････････････････････････････
『整形は魔法じゃない。』
････････････････････････････････････････････
― 美容整形外科で勤務されていた頃、先輩に「先に見た目を直してから言いなよ」と、かなり辛辣なことを言われていたそうですが、当時、整形しようとは思わなかったのですか？
社割が魅力で当時の美容整形外科に勤めることにしたのですが、患者さんへの施術内容を見て、絶対にやめようと思いました…。前は、整形は、全員がかわいくなれる「魔法」だと思っていたのですが、働き始めて間もなく、「どうなれるかは、土台で決まっている」という現実を突き付けられました。すごく整った素敵な土台があれば、二重にしたり、少し鼻をいじったりするだけでかわいくなれるんです。でも、もともとのパーツや骨の位置によっては、いくら整形手術を重ねても、理想の顔になれないどころか、「整形ブス」になってしまったという印象を受ける方もいらっしゃって…。もちろん、海外に行って骨ごと全部手術する場合は、もっと理想に近づけるんですが、日本の技術で整形をしようとすると、“整える”程度、ということがわかったんです。
― 骨格を変えないと、どうしても理想に近づけない場合があるんですね…。
勤め先は大手のクリニックだったのですが、手術を見ていると、衝撃を受ける程、ずさんと感じることも多々あり、不信感や嫌悪感が芽生えてしまい、手術はやめることにしたんです。でもそのあといろいろあり、やっぱり手術しようと決めてからも、美容整形外科での経験から、「信頼できる先生じゃないと絶対に任せられない」と思って、真剣に探しました。
― yuzukaさんは、海外も含めて先生を探されたのですか？
整形といえば韓国のイメージがありますし、技術的にも日本より優れていると言われているのですが、韓国含め、海外での手術は怖かったので候補から除外しました。
― 海外のどんなところが怖いと思われたのでしょうか？
言葉が通じないという怖さと、手術後、患部に異常が出たら韓国に都度行かなくてはいけないというリスクです。実は、癌などのお腹を切るような手術とは違い、美容整形は手術の方法が業界内であまり共有されていません。共有されてしまうと、自分の医院の特別感が薄れてしまうという考え方が、業界内では一般的なんです。
― 手術名は一緒だけど、手術内容はバラバラということですね。怖いです…。
プロテーゼを鼻に挿入するという手術がありますが、少なくない割合で「炎症」といって、鼻の中が腐ったような状態になることがあります。私が美容整形外科で働いていた時の患者さんに、韓国のクリニックで手術して帰国したら、炎症が起きてしまったが、旅費がなく韓国には行けないのでどうにかしてほしいという方が多くいらっしゃいました。でも、韓国でどのような施術をしたのか分からないので、対処法も正しいのか判断できないという場合や、炎症がだいぶ進んでいる場合、責任が持てないためお断わりするケースもありました。そういう経験もあって、海外での手術はすごく怖かったので、日本のクリニックに絞って探しました。いろいろな先生を調べて、先生の症例を見て、いいと思った先生に会いに行って、実際にお話しして、納得したので今の先生に決めました。
― 先生選びはすごく難しそうですね。何か、いい先生を見極めるポイントなどありますか？
ぜひ、クリニックのサイトなどで、先生やスタッフの経歴を見てもらいたいです。実は、消化器外科や内科で数か月だけ働いたあとすぐ美容外科に移って、早々にクリニックの院長になって、手術経験もないのに、次々手術している先生も多いんです。サイトを見て、今までどういう手術してきた方なのか、どこで働いて、どういう経歴があるのかを確認してほしいです。PRが上手な先生と、施術が上手い先生って、やっぱり、結構違うので。ちゃんと先生の背景を見て決めないと怖いんですよ、本当に。
【連載第２回へ続く】
yuzukaさんのインタビューを収録した『整形シンデレラ（著：四ツ原フリコ）』単行本第1巻は、全国の書店で好評発売中！
原作電子版の最新巻はコミックシーモアで独占先行配信中です♪