\WEBで話題の作品をお届け!/
初めての恋が、初めての死を迎えた――
「これが生涯唯一の恋になると思っていた――」
ガゼル王国の侯爵令嬢ラチェリアは、王太子ブラッドフォードの幼なじみであり王太子妃候補。しかしブラッドフォードは偶然知り合った侯爵令嬢アラモアナと恋に落ちてしまう。立場も忘れ恋にのめり込むブラッドフォードは幼い頃から彼を愛するラチェリアの切なすぎる想いにも気づかない――。自らを犠牲にし続けるラチェリアの健気な恋の物語の行方は!?
ラチェリア・パタライン
ガゼル王国の王太子妃。才色兼備。幼い頃から夫を愛しているが、過去のある出来事で彼に冷たくされている。子宝にも恵まれず王宮内で微妙な立場に立たされている。さらにある日、夫の元恋人が彼の子供を連れて現れたことで、ラチェリアは離婚して国外に渡ることを決意する。
ブラッドフォード・フロム・アストリア
アガゼル王国の王太子。元恋人のアラモアナの件で、幼なじみであるラチェリアとの関係性に破綻が。ラチェリアと結婚してからも彼女に冷たくをする。