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“親”との別れ…そして、新しい絆が生まれる――
親子の縁が薄い“父親”に呼び出され、面談に臨んだイルムヒルト。彼の口から語られたのは、兄であるリーベル伯に関するいくつもの新情報…?それらの情報が、『アレ』を仕留める糸口になりうるのか。そして、『アレ』からもまさかの接触が……。その一方、王立学院への就学とマリウスとの婚約が着々と準備が始まる。男性からの好意に免疫がないイルムヒルトと、ぐいぐい距離を詰めてくるマリウス。恋愛初心者のふたりが初々しく交流を重ねていく――。

イルムヒルト
リッペンクロック子爵家現当主。シュタインアーベン王国の王立学院に籍を置く一年生。事情があり、身を隠していた。同年代の女性の中でも背が低めで、実年齢よりも下に見られがち。聡明で忍耐力、実行力がある。

マリウス
イルムヒルトと同じく、王立学院の一年生でアレクシアの弟。スラッとしていて引き締まった体躯だが、どこかまだ少年のままのような雰囲気がある。イルムヒルトの婚約者を申し出る。