悪役令嬢は嫌なので、医務室助手になりました。 6
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悪役令嬢は嫌なので、医務室助手になりました。 6

著者:花煉 / イラスト:東 由宇

  • ページ数:352
  • ISBN:978-4-302-10073-6
  • 発売日:2025年8月22日
  • 定価:本体1400円+税

どれだけ伝えても足りない――
「私にとっての最愛は貴方です」

王城でフェリクスとともに暮らし始めたレイラ。国を挙げた一大イベント「カーニバル」の開催に街はお祝いムードに包まれていた。レイラとフェリクスも街へ繰り出しお忍びデートを楽しむなか、カーニバル三日目に事件は起きた。なんと、地下牢に投獄されていたリーリエが脱獄したという。リーリエの強大な魔力によって危険にさらされたフェリクスは、レイラの叔父が開発した新薬『満月の狂気』を服用することに。しかし、その薬にはある副作用があった……。
さらに、レイラの持つ闇の魔力にも異変が起こり――?

登場人物CHARACTER

レイラ=ヴィヴィアンヌ

レイラ=ヴィヴィアンヌ

ヴィヴィアンヌ伯爵家長女。儚げな美人。前世の記憶があるせいか、大人びた性格をしている。幼い頃に、自分のいる世界は前世でプレイした乙女ゲームの世界であること、そして自分がゲーム内の悪役令嬢だと気付く。原作ゲームでの断罪を回避するため、医務室助手として学園へ通い始める。

フェリクス=オルコット=クレアシオン

この国の王太子。金髪碧眼の麗しい青年。温和な性格だが、警戒心が強い。学園に通いながら、王族の執務をこなしている。リーリエを相手にしているのも、執務の一環。ある日、湖で出会った運命の女性に恋心を募らせているが、レイラのことも気になるようで……。

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